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常石造船 三井E&S造船と商船事業分野の業務提携契約を締結

2018年5月7日

 常石造船株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:河野健二 以下、当社)と三井E&S造船株式会社(本社:東京都中央区築地5丁目6番4号 代表取締役社長:古賀哲郎 以下、三井E&S造船)は2018年5月7日、商船事業分野における業務提携契約(以下、本業務提携契約)を締結いたしました。

 本業務提携契約は、両社の経営の独立性を維持した上で、両社が協力して、設計開発力やコスト競争力の強化及びこれらを通じた受注の拡大等を目指すことにより、造船事業において持続的な成長を実現することを目的としております。

 提携内容は、以下のとおりです。

1. 共同研究開発
・「お客様に最高の価値を持続的に提供していく」との考え方を共有し、「既存・将来技術」の領域において協力を検討してまいります。今後、協力関係の構築により、両社はお客様に最高の価値を提供すべく、革新的な技術の開発を行い、グローバルなマーケットポジションを高めることを目指してまいります。

2. 設計及び製造の技術協力
・設計分野における技術交流及び人的な交流を通じて、設計期間の短縮及び製品ラインナップの増加による受注機会の拡大を図ります。
・設計及び製造に係る技術情報の交換を通じて、双方の強みを活かし、設計及び製造のコスト競争力の強化を図ります。

3. 調達活動の相互協力
・双方の商流及びサプライヤーの共同活用により効果的な調達を目指します。
・双方の設計標準及び仕様の統一により、同一品種の調達拡大を目指します。

4. 製造拠点の相互活用
・双方が保有する国内外の製造拠点を効果的に活用(ブロック製造、船舶委託建造の実施等を含む)することで、製造能力の拡大や製造のコスト競争力の強化を図ります。

5. 人材交流
・双方が国内外で保有している設計、調達及び製造に係る各種の技術及びノウハウの相互交換等を目的とした人材交流を実施することで、人材育成を図ります。

6. 人的及び技術的資源の効果的な活用
・業務量の繁閑や突発的な事象に対し、双方の人的及び技術的資源を効果的に活用して相互に支援を行います。

 本日、同内容のリリースを、三井E&S造船も発表しています。

■三井E&S造船株式会社について
三井E&Sグループの造船事業会社。2018年4月の会社分割方式による持株会社体制への移行に伴い、旧三井造船株式会社の船舶・艦艇事業本部を前身として現社名となった。

■常石造船株式会社について
2017年に100周年を迎えた当社(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社です。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国、パラグアイの海外3工場を製造拠点に、3万トン~18万トン級のばら積み貨物船、コンテナ船、タンカー、客船などを建造しています。

URL:http://www.tsuneishi.co.jp/
代表取締役社長:河野 健二
事業内容:船舶の建造、修繕
創業:1917年(大正6年)7月
資本金:1億円
従業員:880人(2017年12月時点)
事業拠点:常石工場(広島県福山市)

造船事業関連会社:
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ島)
http://www.thici.com/
常石集団(舟山)造船有限公司(中国・浙江省)
http://www.tsuneishi-zs.com/
ASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.A.(パラグアイ・セントラル州ビリェタ市)
http://www.glocal-japan.com/southamerica/
株式会社三保造船所(静岡県静岡市)
http://www.mihozosen.co.jp/
常石鉄工株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-iw.jp/
常石商事株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-trading.co.jp/
常石エンジニアリング株式会社(広島県福山市)
http://www.tsune-e.com/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシホールディングス株式会社
マーケティングコミュニケーション部
担当: 岡本 昇、 橘高 啓介
pr@tsuneishi.com
TEL:084-987-4915

  • 三井E&S造船 古賀哲郎社長(右)と当社 小葉竹泰則副社長(左)

    三井E&S造船 古賀哲郎社長(右)と当社 小葉竹泰則副社長(左)

  • 常石造船株式会社

    常石造船株式会社