トピックス
15年目を迎える環境保護活動 常石造船のフィリピン工場にて、マングローブ植樹を実施
2025年4月1日
常石造船のフィリピン工場であるTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(以下THI)は、フィリピン・セブ島 バランバンにおいて、3月22日、マングローブの植樹を行いました。この活動は、現地沿岸部の生態系保護を目的として2011年から実施しており、現在では約9万本のマングローブを植樹しています。
当日は小雨が降るなか、250名以上の従業員が植樹活動に参加し、石と泥が混じる地面を掘り起こしながら、一本一本丁寧に約5,000本の植樹を行いました。
今回の植樹に際して、従業員とともに活動に参加したTHI瀬戸 靖明社長は「本日は、環境保護ボランティア活動にご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。この活動は、未来を担う子どもたちや次世代の人たちに清らかな水と美しい自然環境を繋げるための大切な取り組みです。これからも活動を続け、豊かな自然環境を守り続けていきましょう」とあいさつしました。
マングローブは、他の植物と比べて丈夫な葉を持ち、二酸化炭素の吸収量や土壌の炭素固定量が多い植物です。また、複雑に成長する根(支柱根)は、高波による海岸侵食を防ぐ防波堤の役割を果たし、多様な生物が生息する干潟の生態系を育みます。
THIは、今後も植樹活動を継続するとともに、地域に根付いた環境保護活動に取り組み、豊かな自然環境づくりに貢献していきます。