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三井E&S造船がSMART ENERGY WEEK「WIND EXPO風力発電展」に出展しました ~海事産業のカーボンニュートラルへ向けて~
2月19日から21日の3日間、東京ビッグサイトで開催された次世代エネルギーの総合展「SMART ENERGY WEEK」に常石グループから三井E&S造船が「WIND EXPO風力発電展」に出展しました。海事産業におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みについて、出展の様子をレポートします。
■出展概要
「洋上風力発電における稼働率向上」に貢献するSWATH(SSC)型洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)を紹介しました。SWATH(SSC)型CTVは、従来の双胴船と比較して、水線面積が小さく波浪の影響を受けにくい船型です。「波浪中での優れた動作性能」「アクセス可能日数増加への寄与」「電力の安定供給へ貢献」について本船型の模型やパネル、映像展示を用いて紹介しました。また統合操船装置等の製品も紹介いたしました。
■当日の様子
連日、海事産業および風力発電事業関係者の多数の来場があり、盛況となりました。水槽試験の映像をご覧いただきながら、高い波高での安定性をご説明しました。来場者からは「今後の建造予定」「本船のスペック」「作業船から風力発電所への移乗時の安定性の違い」など多くの質問が寄せられました。また統合操船装置等の三井E&S造船の自社製品について、多数の来場者にご覧いただきました。
■今後の展望
今後、SWATH(SSC)型CTVの採用により、洋上風車建設工事やオペレーション・メンテナンス時の稼働率向上、風力発電量の安定、作業員の安全性や就労環境の向上に寄与し、洋上風力発電の普及に貢献します。