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常石造船 広島大学との2022年度共同研究成果報告会を開催

常石造船は4月26日、国立大学法人広島大学と2022年度共同研究成果報告会を開催しました。
新型コロナウイルスの影響により、過去3年間はオンライン中心の開催でしたが、今年は常石造船安全研修センターとオンラインを併用した形式で開催しました。

本共同研究は、技術開発による環境負荷の低減、お客様に提供する付加価値の向上を目的として2004年にはじまりました。常石造船のビジネスにおける課題をテーマに、理論と実践を備えた研究を行い常石造船の技術力向上に寄与することで実用性を高めています。これまで149件の研究を実施し、ビジネスへの登用率は75%以上です。

報告会では、従来の「性能」・「構造」・「艤装」・「環境」の4分野に加え、新たにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を追加した5分野17テーマについて成果を発表しました。

 

常石造船 設計本部 柴田憲一本部長の挨拶
「久しぶりに対面で開催できたことを嬉しく思います。今年は過去最大の17テーマの報告を発表します。どのテーマも素晴らしい成果を出しており、非常に聴きごたえのある内容です。今年で19回目となる共同研究ですが、ここまで続けてこられたのも、広島大学の先生方のご協力のおかげです。この報告会を通してみなさんと活発な意見交換をしたいと考えています。」

広島大学 大学院 工学研究科 安川宏紀教授の挨拶
「今回、17テーマという多くの研究結果を報告する機会を設けることができましたこと、大変うれしく思っています。研究内容については、従来の性能や構造に関する研究に加え、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に関する研究が増えてきています。最新の研究を通じて、常石造船の発展に貢献できればと考えています。あまり難しく考えず、自分たちが関わる開発や課題に対して、どの点がどのように役に立つのかという視点で聞いていただき、活発に議論をしていただきたいと思います。」

 

2023年度は5分野15テーマの共同研究を行います。

  • 設計本部-柴田憲一本部長より挨拶

    設計本部-柴田憲一本部長より挨拶

  • 広島大学-安川宏紀教授より挨拶

    広島大学-安川宏紀教授より挨拶

  • 発表の様子①

    発表の様子①

  • 発表の様子②

    発表の様子②

  • 質疑応答の様子

    質疑応答の様子

  • 多くの従業員が参加

    多くの従業員が参加