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常石造船で爆発火災・人身事故を想定した防災訓練を実施

2019年4月26日

 常石造船株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:河野健二)は4月23日、爆発火災・人身事故を想定した防災訓練を実施し、災害時の初動対応や二次被害防止、外部関係者への情報伝達体制等について確認しました。

 訓練は塗装工場内で小爆発事故が発生し、重傷者1名を含む負傷者5名、および高所作業車に取り残された逃げ遅れ者1名を発見、さらに火災が発生し延焼の恐れがある、という想定で実施されました。

 訓練参加者は情報班、警戒班、支援班、救護班、誘導班、防災班にわかれ、現場本部の設置から被害状況の確認、負傷者の救出、外部の救急・消防隊との連携、消火活動など、災害発生直後から火災鎮火までの一連の対応を行い、有事の際の対応力を高めました。

 また、統合本部の訓練も並行して行われ、現場本部と連携を取りながら迅速な意思決定、外部関係者(負傷者の家族、近隣住民、報道機関)との適切な対応を訓練しました。

◆福山西消防署 佐藤充署長からの講評
「皆さん非常に的確・迅速な対応をされ、日頃から質の高い訓練をされていることを再確認致しました。本日は平日・日中での訓練でしたが、夜間・休日にも同様の対応ができるよう今後も引き続き取り組んでください」

◆常石造船 芦田琢磨工場長からの講評
「今年の訓練はより実践に即した形で実施しました。万一災害が発生した際、いかに迅速に動けるかが重要です。日頃から災害に対する備への意識をしっかり持って業務にあたってください」

 常石造船では2003年から火災への対応、2008年から地震へ対応する防災訓練を毎年実施しており、今後も引き続き工場の安全操業、防災対策、有事の際の迅速・的確な対応力強化に取り組みます。

■常石造船株式会社
2017年に100周年を迎えた常石造船(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社です。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国、パラグアイの海外3工場を製造拠点に、3万トン~18万トン級のばら積み貨物船、コンテナ船、タンカー、客船などを建造しています。
URL:https://www.tsuneishi.co.jp/
代表取締役社長:河野 健二
事業内容:船舶の建造、修繕
創業:1917年(大正6年)7月
資本金:1億円
従業員:883人 (2018年12月時点)
事業拠点:常石工場(広島県福山市)
造船事業関連会社:
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ島)
http://www.thici.com/
常石集団(舟山)造船有限公司(中国・浙江省)
http://www.tsuneishi-zs.com/
ASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.A.(パラグアイ・セントラル州ビリェタ市)
http://www.tsuneishi.com.py/
常石鉄工株式会社(広島県福山市)
https://www.tsuneishi-iw.jp/
常石商事株式会社(広島県福山市)
https://www.tsuneishi-trading.co.jp/
常石エンジニアリング株式会社(広島県福山市)
http://www.tsune-e.com/
株式会社三保造船所(静岡県静岡市)
http://www.mihozosen.co.jp/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシホールディングス株式会社
マーケティングコミュニケーション部
pr@tsuneishi.com 
TEL:084-987-4915

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