2026/07/31

TSUNEISHI GROUP (ZHOUSHAN) SHIPBUILDINGトピックス企業動向技術・開発

常石集団(舟山)造船有限公司にてShip to Shipによるメタノール燃料供給作業を実施

常石集団(舟山)造船有限公司(以下、TZS)は、6月27日(土)、浙江省初となる造船所岸壁でのShip to Ship方式(以下、STS方式)によるメタノール燃料供給(以下、バンカリング)作業を無事に完了しました。従来のTruck to Ship方式(以下、TTS方式)に加え、新たにSTS方式での供給を可能にした事により、TZSの環境対応船建造から引き渡しに至るサプライチェーンの対応能力が更に向上した事を意味します。

昨年12月に竣工したメタノールバンカー専用船 “佳辰17”

今回燃料供給を行ったのは、TZSにて建造中の5,900TEU型メタノール二元燃料コンテナ船シリーズの第4隻目です。
第1隻目から第3隻目までは、岸壁側からTTS方式で燃料供給を行っていましたが、延べ30車以上のタンクローリーが必要となり、バンカリング作業に4日間費やしていました。この度、STS方式を導入する事により、1日で完了出来、安全性と作業効率の向上につながりました。

横づけされたバンカー船から5,900TEUコンテナ船へのバンカリングホースの引き込み作業

本作業の実施にあたっては、安全かつ円滑な進行を最優先とし、市・区・県の各主管官庁およびパートナー企業と緊密に連携し、周到な事前準備を行いました。全工程における作業手順書の作成、リスク評価や緊急時対応計画の策定・審査を共同で行いました。バンカリング当日は、関係する作業員全体ミーティングにて安全管理を改めて確認、徹底致しました。
厳格な作業基準、そして万全の安全管理体制により、浙江省内におけるSTS方式によるメタノールバンカリングの初の事例を、安全に遂行することが出来ました。

バンカリング当日の事前ミーティング
バンカリングホースが接続された5,900TEUコンテナ船の燃料受入マニホールド

今後もTZSは、グリーン・スマート造船の分野をさらに深く掘り下げ、低炭素化(カーボンニュートラル)への移行に向けて、引き続き「常石の力」で貢献して参ります。