中国TZSが「無廃工場」として政府から評価

2022年10月、常石集团(舟山)造船(TZS)が中国政府から岱山県初の「無廃工場」として評価されました。

2022年2月に浙江省全域で「無廃都市」建設計画に関する発表がありました。

TZSでもこれに呼応して、「無廃工場(注1)」を目指して、さまざまな取り組みをスタートしました。

 

「無廃工場」の指標に基づいて、固体廃棄物の抑制、ゴミの分類、廃油の再利用、破棄木材の再利用、塗料の在庫管理の強化、塗装前プロセスの改善、プラスチックのリサイクル、太陽光発電などの環境へ配慮した施策を通じて、できるだけ廃棄物のでないような工場運営の実現に努めました。

 

佐藤二郎 総経理は地元メディアのインタビューで「十数年前に初めて舟山を訪れてから現在まで、中国は急速な経済発展を続けつつ、環境汚染防止も力を入れてきており、都市文明の変化に驚いています。TZSが浙江省の提唱する「無廃都市」に向けて貢献できることは大変嬉しく思います」と語りました。

今後も地域社会と協力し、持続可能な社会の発展に貢献を続けます。

 

(注1)「無廃工場」として評価されるには指標が7大項目で29条があり、要約で下記の4点となる。

1.過去3年間、安全及び環境保護に関する重大な事故がないこと

2.有害廃棄物、一般産業廃棄物を法に基づき100%処理する

3.コントロールによる廃棄物発生量の削減、前年比べマイナスの達成

4.産業廃棄物保管場所の整備

▲ 中国政府から岱山県初の「無廃工場」として評価されました。

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