三保造船所は、一般社団法人省エネルギーセンター主催の2022年度省エネ大賞において「省エネ大賞
省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
造船業における省エネ大賞の受賞は初となります。
「省エネ大賞」は、事業者や事業場等で実施した他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、
省エネに優れた製品・ビジネスモデルを表彰するものです。
省エネ事例部門は、企業や組織全体などにおける省エネに対する取り組みにより成果をあげた
案件が対象です。
受賞概要
■賞:2022年度(令和4年度) 省エネ大賞 省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞
■テーマ:「リアルタイム見える化システム導入によるムダの徹底排除と脱炭素の継続的な推進」
■取り組み内容:
電気使用量の削減効果をリアルタイムに可視化するシステムを導入し、夜間・休日の待機電力の削減や
コンプレッサの運用改善、使用量が高まった際の警報発令などを実施したことで、2021年度の電力使用量を
32%削減※1した。さらにピーク電力使用量は工場で19%※2、事務所で33%削減※3を実現した。
加えてこれらの省エネ活動で捻出した原資を効率の高い省エネ機器への更新費用などに充てることで、
継続的な活動が可能な体制を構築した。
代表取締役社長 鈴木健悟のコメント
「CO2の排出量削減により環境への負荷を軽減すべく全社一丸となって取り組んできたので、
受賞できたことが非常に嬉しく、光栄に思います。今回の取り組みで社内に省エネ活動が根付いたので、
これからも活動を続けて持続可能な社会の実現に貢献していきます」。
▲2022年度省エネ大賞を受賞した三保造船所
※1:2018~2020年度の3年間の平均使用量比
※2・3:2020年度比