Interview

なぜ常石造船に入ったのか?
どんなことにやりがいを感じているのか?

常石造船で働くさまざまなメンバーに聞いてみました。

設計本部 船体設計部
船殻設計グループ

現在の仕事について

船殻、つまり船の骨格に関わる設計をしています。船は重量の約8割を船殻が占めており、まさに船そのものを設計していると感じます。また、設計者として培ってきた知見を活用し、設計支援AIの研究開発にも従事しています。設計と研究両方の目線から、タスクフォースで業務効率化などの提案活動を行い、社内コンサルの様な役割も担っています。

今までの仕事で一番印象に残っていること

社会人博士学生として大学に派遣されたことです。船に求められる機能が複雑化する中で、設計もまた変革を求められています。設計者として時代の要請に応えるため、AI技術を設計に応用することを目指し、上司の勧めで博士課程に進学しました。博士号取得を通じて実務と学術の融合という新しい視点を獲得できたことは非常に価値のある経験でした。

やりがいを感じる時

先生と呼ばれることですね(笑)。例えば、船殻設計では軽くかつ堅牢な骨格を目指し、艤装設計では装備品の機能性を重視します。しかし、これらの理想が相反することもあります。そこで、研究で得た新しいアプローチを適用し、どの部門にとっても最適な船を設計しています。このようなことから、同僚から先生と呼ばれると、技術者としての誇りを感じます。

常石造船の魅力

世代や役職を問わずフラットに議論し、若手の意見を重視する環境が整っています。例えば設計部門では若手が発案した課題解決案を募るコンペが開催されており、私の案も含め多くが実務に採用されています。さらに、当社は船を通じてより良い社会を目指すとともに、多様性が尊重され自己実現ができる場でもあります。これらの理念や社風に共感し、私もこの会社を選びました。

私の1日

メッセージ

卓越した設計者・研究者を目指します!私たちの使命はまだ存在しない船を具現化すること。そのために、これからも自身の研鑽を重ねていきます。しかしそれだけでは十分ではありません。新しい局面に常に挑戦しながら世界を支える船を創造するには、新しい知識と仲間が必要です。私たちは未来の価値をいま、あなたとつくりたい。あなたを待っています!!