コンカレント設計体制の構築

常石造船設計本部ではコンカレント(Concurrent、情報のリアルタイム共有と作業の並行化)な設計体制を構築し、設計業務に取組んでおります。

現在、常石造船設計本部、フィリピン(TTSP)、中国上海(TSSD)、中国秀山(TSSD)の4拠点で設計業務を行っておりますが、デジタル技術によるコンカレント設計体制を活用することで、大幅な作業効率の改善が実現しました。 これまでは紙ベースで時間のかかっていた設計業務をオンラインでの運用とし、且つ図面も3D化することでリアルタイムでの設計指示や各担当者の進捗把握が容易となりました。

また担当者の業務繁忙を察知し、人材の調整を行うことで全体としての工数短縮にも寄与しています。 昨今の新型コロナウイルス感染拡大でも、場所を選ばない設計体制であることから在宅勤務による業務維持と感染予防を両立することが出来ました。

 

▲ 国内、国外を問わずリアルタイムで設計の意思疎通が実現

 

▲ コンカレント設計の体系イメージ(主に標準船設計で活用)

 

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