穀物類、石炭、鉱石、鋼材に加えて木材の輸送も可能な船舶です。木材を固定するための常設スタンションを設置するほか、搭載量に応じて設置や格納が可能な起動式スタンションも装備しています。
木材輸送が可能な23,000DWTバルカーを大型化し、さらに輸送効率を高めた船型です。木材を固定するための常設スタンションと、搭載量に応じて設置や格納が可能な起動式スタンションも装備しています。
「TESS」は、ツネイシ・エコノミカル・スタンダードシップの頭文字をとり命名しました。船主ニーズに対応し、推進性、操縦性、安定性など性能面で最高水準を目指し、1980年代初頭に開発。「使い勝手の良さ」が評価され、TESSは世界中の船主から30年にわたり支持されています。
世界の海運市場で好評を得たTESS45を、さらに大型化し輸送効率を高めた船型です。さらに、省エネ性能を高めてCO2排出量を削減するほか、運航採算性の向上に貢献しました。
国際海上輸送における資源輸送量の増加に対応し、TESS52をさらに大型化。大学や海運会社との共同研究で生まれた環境新技術を採用するほか、電子制御エンジンを採用し、環境性能と燃費性能を高めています。
「カムサマックス」は、アフリカ西岸ギニア共和国にあるボーキサイトの主要積出港、カムサ港に入港可能な最大船長229メートルを有していることから命名。搭載重量を増加するほか、船の操縦性、安定性、推進性の飛躍的な向上と低燃費を目指し開発しました。
「T-CORE」は、世界のコアとなる船を目指し、新たに開発したケープサイズバルカーに名づけたブランドネーム。「T」は、常石造船の頭文字を表し、「CORE」は、お客さまのコアとなる船にするという開発コンセプトから、「For Customer’s Operation（運航性）, Revenue（採算性）, Environment & Safety（環境と安全）」の意味を込めています。
乗用車やトラックの輸送に最適化した船型です。多様な車を自走させ効率よく積載するRoll On-Roll Off方式を採用し、12層のデッキ（そのうち3層は可動式）のほか、船尾と船体中央部にランプを装備しています。
全長183メートルのコンパクトなサイズながらも4万5千トン級の載貨重量を確保しています。箱型貨物艙（ボックスシェイプ）によってばら積み貨物のみならずパルプや鉄鋼製品の輸送にも適しており、汎用性と荷役効率、メンテナンス性を高めた船型です。
カーゴロット3万トン±10％をターゲットに載貨重量を増加した、セミボックスシェイプ型のばら積み貨物船です。全長177メートル、幅30メートル、喫水は9.9メートルと浅く、コンパクトサイズでも大容量の貨物を搭載でき、多様な貨物に対応する仕様を備えています。