People 人を知る

先輩インタビュー Interview
新卒社員をはじめ当社でキャリアを築く社員が、入社を決めた理由や、仕事内容、やりがいなど、等身大で語るインタビュー。
-
I.T2007年入社設計部
構造設計グループ -
K.T2012年入社設計部
船装設計グループ -
A.M2018年入社設計部
機電設計グループ -
H.T2020年入社設計部
開発グループ -
T.N2016年入社事業開発部
自律船グループ -
T.T2024年入社事業開発部
モニタリンググループ -
K.K2018年入社事業開発部
操船システムグループ
奥が深くて面白い 飽きることのないシゴト。

日常では出会えない世界に、
「わくわく」が止まらなかった
「人の役に立つ仕事がしたい」という思いが強かった私は、就職活動中に海上保安庁を題材にした映画を観て感動し、潜水士を目指していたのですが、視力の問題で断念。当初は造船業界に進むことは考えていませんでしたが、偶然目にした会社の募集をきっかけに説明会へ参加することに。
そこで、多種多様な船の設計に関われることに「わくわく」し、普段触れることのない世界へ挑戦できる点に大きな魅力を感じました。人命救助とは異なる形で造船設計を通じて海難事故を減らし、人の役に立てる道へ進むことを決めました。
オーダーメイドで設計する醍醐味
2007年に入社して以来ずっと船体の構造設計を担当しています。船体の設計、強度計算、部材配置など船が安全に浮かび貨物を運べるように構造を決めるのが主な仕事です。
基本的にオーダーメイドで、お客さまの仕様に合わせて図面を変更しながら設計を進めます。キャリアパスとしては、一つの部署に長く所属して専門性を極める人が多いですが、常石グループ内でジョブローテーションを行うことも可能であり、希望すれば他の部署へ異動するチャンスがあるため、幅広い経験を積むこともできます。

「あの人には負けたくない!」という気持ちが原動力に
学生時代のノートは今でも大いに役立っています。特に材料力学などの専門知識は実務でも頻繁に使いますが、教科書よりも自分がまとめたノートのほうが分かりやすく、間違えやすいポイントも明確なため参考書代わりになっています。
仕事をする上で大切にしているのは「常に学び、成長すること」です。「あの人には負けたくない!」と感じるたびに、自分ももっとレベルアップしたいという気持ちが湧いてきます。こうした競争心が原動力になっているのかもしれません。設計の仕事は奥が深く、飽きることがありません。「面白い」と思えるからこそ続けられる、それがこの仕事の魅力です。

1日のスケジュール Schedule
-
9:30出社
フレックスタイムを
利用 -
9:30 - 10:00メールチェック
-
10:00 - 12:00計算業務
-
12:00 - 13:00昼休憩
-
13:00 - 18:30図面作成
-
18:30退社
プライベートを大切に しながら「やりたいこと」を 実現できる場所。 プライベートを大切にしながら 「やりたいこと」を実現できる場所。

より安全に、船舶設計の最前線に
携わる責任
近年は、脱炭素化の動きに伴い、船の燃料をこれまでの重油燃料からLNG(液化天然ガス)やメタノール、アンモニア、水素といったGHG(温室効果ガス)排出量が少ない代替燃料とする船舶の需要も増えてきました。
当社は、大型LNG貨物船の建造実績を持っているため、その経験を活かして代替燃料システムを搭載した船舶の設計やエンジニアリングサービスの提供を強みとしています。
私は主に、これらの船舶の安全を確保するために、消火や換気システム、脱出経路の設計、液化ガス燃料タンクの圧力や温度制御に関する設計などを担当しています。燃料の種類によって特性やリスクが異なるため、安全性を考慮した設計が求められる仕事です。
100年以上のノウハウと最先端技術を学びつづけ、
成長につなげる
当社は比較的若い時期から担当としてプロジェクトを任せてもらえる印象を持っています。私も入社してすぐ、船の騒音を低減するプロジェクトを任されました。
全船に適用される設計変更だったため、新入社員ながら大きな責任を感じました。
プレッシャーはありましたが、経験を通して知識を得る良い機会になりました。
また、仕事を通して学べる知識も幅広いです。船は輸送する貨物によって設計が異なります。ばら積み貨物船、油タンカーや液化ガス運搬船など、それぞれに必要な知識があるので、業務を通じて学び続ける必要があります。
また、造船の歴史が長いこともあり、先輩たちが積み上げてきた設計資料などで知識を学びながら新しい技術を組み合わせるといった、より良い設計を目指すことが成長につながると実感しています。

いつでもチャレンジを応援してくれる環境
印象に残っているプロジェクトとして、漁業練習船の設計があります。基本設計だけでなく、建造ヤードに長期出張し、現場のメンバーと協力しながら機能設計を担当しました。なじみのない装置も多くありましたが、周りの仲間に教えてもらいながら仕事をし、ときには休日も一緒に遊んで過ごした時間も良い思い出です。
現在、この業界は変化の激しい時期なので、学生の皆さんには「やりたいこと」を持ち、それを発信してほしいと思います。私が働いている職場はチャレンジする姿勢を尊重してくれる環境があるので、安心して積極的に挑戦してください。また、フレックス制度もあり、プライベートの時間も大切にしながら働くことができます。仕事もプライベートも両方頑張れる環境が整っていると思います。

1日のスケジュール Schedule
-
9:00出社
フレックスタイムを
利用 -
9:00 - 10:00設計業務
-
10:00 - 12:00取引先との打合せ
-
12:00 - 13:00昼休憩
-
13:00 - 14:00取引先と
ウェブMTG -
14:00 - 16:00設計業務
-
17:00 - 18:00規則変更に関する
設計影響等の
チェック作業 -
18:00退社
世界の潮流を つくるシゴト。

機関室設計の最前線、効率と環境対応の両立に奮闘
私は設計部の機電設計グループ・機装チームに所属し、船の機関室の設計を担当しています。機関室を小型化することで、より多くの貨物を積載できるようになりますが、近年は、脱炭素化や排ガス規制の影響で配置すべき機器が増え、設計の難易度は上がっています。他のグループ企業やお客さまと何度も調整を重ねながら、最適な設計を模索する日々です。また、ファブレス化によりさまざまな船種の設計にも携われるようになりました。
これまでの設計手法が必ずしも受け入れられないこともあり、仕様を一から見直す場面もあります。ですが、それは新しい知識を得る機会でもあり、設計者としての成長につながると前向きに捉えています。
新しい技術で、より環境に優しい船を設計する
使命感とよろこび
近年、この業界では脱炭素化の動きが加速し、新しい燃料への転換が求められており、LNG(液化天然ガス)をはじめ、アンモニア、メタノール、水素といった次世代燃料を利用する船の設計に携わる機会が増えています。
こうした変化のなかで新たな技術を学び、適用していくことは容易ではありませんが、世界的にも重要な産業に貢献できることに大きなやりがいを感じています。
新しい技術を取り入れ、より環境に優しい船を設計することで、未来の海事業界を支える役割を果たしている実感があります。

設計の仕事は「人」とともにある
設計というと、黙々とパソコンに向き合う仕事というイメージがあるかもしれませんが、実際には多くの人とコミュニケーションを取りながら進める仕事です。
私たちの職場は会話が多く、対話を通じてより良い設計を生み出していく環境があります。また、若手のうちからさまざまな仕事を任せてもらえるため、成長の機会が豊富です。年齢に関係なく意見を交わせる職場の雰囲気も魅力の一つです。
設計の仕事に興味があり、人とのつながりを大切にしながら働きたい方には、最適な環境だと思います。

1日のスケジュール Schedule
-
10:00出勤
(直行) -
10:00 - 12:00船級協会
事務所で打合せ -
12:00 - 13:00昼休憩
新橋でランチを
とって本社へ移動 -
13:00 - 13:30メール返信や
ニュースを
チェック -
13:30 - 15:00自グループや
他グループの人と
調整しながら
図面作成や
技術的な検討 -
15:00 - 16:00社内打合せ
-
16:00 - 17:15後輩の質問に
回答、レクチャー
少し休憩 -
17:15 - 18:30メール対応、
図面作成や
技術的な検討 -
18:30退社
自分が携わった船が 完成する。そのときの感動が 忘れられない。 自分が携わった船が 完成する。 そのときの感動が、忘れられない。

安全性や経済性に直結する
重要なシゴト
私は、船舶の性能計画を担当し、主要目の決定やSpeed(速さ)、Stability(安定性)、Steerability(操縦性)の3Sと呼ばれる性能の検討を行っています。
船の性能は安全性や経済性に直結するため、重要な役割を担います。
この仕事のやりがいは自分の設計した船が形となり、海を航行する姿を見られる点です。昨年、常石造船で建造された5000㎥のLPG船のプロジェクトに関わり、初めて自分が設計に携わった船が完成し、実物を目にしたときの感動は忘れられません。
失敗を通じて見えた課題と成長のヒント
仕事での失敗談ですが、さまざまな事情が重なったことにより余裕を失い、プロジェクトのスケジュール管理が思うようにできなくなってしまったことがあります。
当初は計画通りに進めるつもりでしたが、想定外の課題が発生したり、複数のタスクが同時進行になったりするうちに、全体の進捗を適切に把握することが難しくなってしまいました。
チーム内のサポートのおかげで何とか期限には間に合わせることができましたが、個人としては反省点が多く残る経験でした。上長と振り返りをし、改善ポイントはいくつか出てきたので今後に活かしていきたいです。

変革期の業界で活躍するために、
楽しみながら挑戦しつづける
この業界は大きな変革の時を迎えており、GHG(温室効果ガス)削減のため世界中でさまざまな取り組みが行われ、新しい技術やアイデアが次々に生まれています。
この変革期に携われることはとても面白く、同時に大変なことでもありますが、より良い船を造るために挑戦し続けたいと思っています。
学生の皆さんにアドバイスをするとしたら、英語力を身につけておくと良いかもしれません。海外のお客さまとの仕事も多いですし、どの業界に行っても強みになります。また、リフレッシュも大切。
春や秋の穏やかな時期のお昼休憩に、お台場海浜公園を散歩して気分転換をしています。自分なりのリフレッシュ方法を見つけながら、チャレンジを楽しんでください。

1日のスケジュール Schedule
-
9:45出社
フレックスタイム
を利用 -
10:00 - 11:00メール・
ニュース
チェック後、
作業開始 -
11:00 - 12:00グループの
定例MTG -
12:00 - 13:00昼休憩
先輩と外で
昼食 or お台場を
散歩 -
13:00 - 15:00作業に集中
困りごとあれば
先輩に相談 -
15:00 - 16:00プロジェクトの
打ち合わせ -
16:00 - 18:30作業再開
-
18:30退社
国内トップレベルの技術力で 業界の課題に挑む。

船を未来へ導く、自律操船技術の開発
船を自動で航行させる制御技術の開発に携わっています。最も印象に残っているのは「MEGURI2040プロジェクト」です。これは、日本財団の支援を受け、2040年までに国内の内航船の約半数を自動運航化することを目標としたものです。
このプロジェクトでは、船員不足やヒューマンエラーによる事故という海事業界の重大な課題を解決するため、他社と連携しながら技術開発を進めています。自社だけでなく、外部の企業や研究機関と協力しながら進めるため、コミュニケーションの重要性を強く感じます。
また、プロジェクトはフェーズごとに長期間にわたるため、計画的な開発が求められます。約20~30人規模のチームで、最先端の技術に挑戦し続けられることに大きなやりがいを感じています。
ダイレクトに、世の中の役に立つ仕事
私たちの開発する自動運航技術は、海事業界が抱える人手不足やヒューマンエラーによる事故の多発といった問題を解決する可能性を秘めています。この技術が普及すれば、より安全で効率的な海上輸送が実現できます。
この仕事に魅力を感じるのは、自分が関わった技術が社会に直接影響を与え、その成果を実感できる点です。船が実際に自律的に航行し、事故を防ぐ姿を見ると、自分の仕事の価値を再確認できます。
また、業界の課題に対して技術でアプローチできることに誇りを感じます。日々、新しい技術を学びながら成長できる環境があるのも魅力の一つです。

つねに新しい知識を吸収して、
船の未来をつくる
海事業界の課題解決に貢献できるこの仕事は、大きなやりがいを感じられる一方で、常に新しい知識を吸収し続けることが求められます。現状に満足せず、学び続ける意欲がある方には最適な環境です。
また、私たちの会社は特に自動運航技術の「制御」の分野で国内トップレベルの技術力を誇ります。
技術開発に関心があり、チームで協力しながら成長したい方にとって、ここは最適な場所だと思います。一緒に未来の船をつくり、業界に変革をもたらしましょう!

1日のスケジュール Schedule
-
8:45出社
-
8:50 - 9:20メールチェック、
Teamsチェック、
ToDo整理 -
9:20 - 10:00コードレビュー
-
10:00 - 12:00PJ進捗会議
or
会議資料作成 -
12:00 - 13:00昼休憩
-
13:00 - 14:00取引先
打ち合わせ -
14:00 - 17:30システム動作検証
or
システム開発 -
17:30退社
入社1年目から プロジェクトを担当。経験を 積みながら成長できる環境。 入社1年目から プロジェクトを担当。 経験を積みながら成長できる環境。

英語を駆使しながら初めて任された
プロジェクト
船舶のモニタリング機器やデータ収集装置の開発・保守を担当するグループに所属しています。私が扱う「Fleet Monitor/Fleet Transfer」は船の位置や速さ、エンジンの状態などのデータを収集し、航海の効率化を支援する製品です。さらに、他の舶用機器とのデータ連携を進め、船全体の情報を効果的に活用できる環境をつくっています。
トラブルシューティングでは、論理的に問題を分析し、迅速に対応することが求められます。入社1年目で担当した「eLogbookプロジェクト」では、週1回の英語ミーティングを通じて、プロジェクトの進行や計画立ての重要性を学びました。挑戦が多かったものの成長を実感でき、とても印象に残っています。
留学やインターンシップでの出会いと経験が、
道を拓いた
私の就職活動は少し特殊でした。
修士2年目の初めに韓国・釜山へ留学し、その間にオンライン面接を受けながら活動を続けました。韓国では自動化技術やテクノロジーの進んだ現場に触れることができ、自動化技術への関心が高まりました。
最終的には、当社でのインターンシップに参加し、裁量を持って仕事を任される環境や会社の雰囲気を実際に感じ、自分がそこで働くイメージを具体的に描くことができたので入社を決意しました。留学やインターンシップなどを通じて、多くの人との出会いや新しい経験が、とても良い刺激になりました。学生のうちに積極的にさまざまなことにチャレンジしてみると良いかもしれません。

入社当初は失敗の連続、学びながら
成長しつづける
入社当初は、失敗の日々でした。責任の重さを実感しながら試行錯誤の毎日を送っています。
その中で特に痛感したのは「報連相」の重要性です。報連相ができていないと小さなミスが大きなトラブルに発展してしまうこともあります。密なコミュニケーションが取れていれば、チームや上司の考えを正しく理解し、プロジェクト全体をスムーズに進めることができます。そのことに気づいてからは、失敗を単なるミスで終わらせるのではなく、次につなげるための学びとして捉えるようになりました。
また成果や納期を考えた上で、私は迷ったら「GO」するタイプで、どこでブレーキを踏むべきかという判断がまだ難しいと感じています。仕事に慣れるにつれて見えてきた課題ですが、それも成長の一環と考え一歩ずつ前進していきたいと思います。

1日のスケジュール Schedule
-
8:45出社
-
8:45 - 10:30Fleet Transferの
出荷検査 -
10:30 - 12:00MTGに向けた
準備
議事録作成・
タスクに取り組む -
12:00 - 13:00昼休憩
-
13:00 - 14:00部内の
進捗確認MTG -
14:00 - 16:00トラブル
シューティング
運航している
機器に関わる
トラブル対応 -
16:00 - 17:30プロジェクト
MTG
MTG内容のまとめ
タスクの更新 -
17:30退社
「ものづくり」の魅力と スケールの大きさに惹かれて。

お客さまと関係性を築きながらPMとしてプロジェクトを引っ張る
私は岡山県の玉野事務所で、自動船位保持装置(DPS)や統合操船装置(MMS)に関するプロジェクトに携わっています。
調査船や掘削船といった船では、洋上の一点に長時間留まり続けたり、極低速で長時間指定航路を走り続けたりするような特殊な操船が求められる場面があり、そのような場面で人間が手動で操船しようとすると時間や精度に限界が出てきます。
そこで、当社の操船装置の出番です。当社が開発を行う操船装置では、自動制御することで長時間・高精度での操船が可能となります。
私は、PMとして担当プロジェクトの受注から引き渡しまで、機能開発、設計、製造、調整といった工程全体の取りまとめを担当しています。管理だけでなく、お客さまの困っていることを引き出し、関係性を築きながら、アフターサービスや商品改良につなげることも重要な役割の一つです。
世界の海洋調査を支える大型の船を
操る醍醐味
装置が船に搭載されたあと実際に海上で性能確認を行いますが、その際には私自身が操船をすることもあります(船長の指揮命令下で行います)。
数十メートルから数百メートルもある船を操縦する経験は誰でもできるものではなく、そんな大きな船を頭の中で想像した通りに動かせるようにできる、それこそがこの仕事で一番面白い部分です。
時に大変なこともありますが、世界の海洋調査を支える「縁の下の力持ち」として社会に役立っていると思うと、誇らしい気持ちになります。

未来をつくるエンジニアリング
私がこの仕事を志望した理由は、やはり「ものづくり」に直接的に関われること、そしてつくるもののスケールが大きかったことです。
当社はファブレスのエンジニアリング企業という、この業界では珍しい業態がよくフォーカスされますが、実は国内トップクラスの操船装置メーカーでもあります。
30年以上にわたるノウハウを活かし、現在は自動・自律航行の技術・製品開発にも力を入れています。ものづくりに魅力を感じる方、新しい技術を生み出すことに興味がある方は、ぜひ私たちと一緒に未来の船舶技術を築いていきましょう!

1日のスケジュール Schedule
-
8:40出社
-
8:45 - 9:00定例MTG
チーム内の案件
の進捗報告や
情報共有 -
9:00 - 11:00図面チェック
担当案件の
図面を確認し
修正箇所を指示 -
11:00 - 12:00船上作業の打合せ
船上作業の
内容と
スケジュール確認 -
12:00 - 13:00昼休憩
-
13:00 - 14:00発注作業
担当案件の外注先
への発注状況を
確認・処理 -
14:00 - 17:30工場調整
工場で製造中の
機器動作確認 -
17:30退社
CROSS TALK クロストーク
グループ長 × メンバーがホンネを語る座談会

座談会メンバー
各部署の雰囲気や第一印象、
当社で働く魅力や働きやすさまで、
グループ長・メンバーがホンネで
語り合います。
一人の「天才」に負けない 「凡才」が集まって 大きな成果を生み出す集団。

Q.会社の雰囲気はどんな感じですか?

全体的に穏やかな人が多いですね。しっかり自分の考えを持っている人も多く、個性が尊重される環境です。基本的に、服装や髪型も自由なので、見た目も多様です。
組織としては、一人の天才が引っ張るというより、凡才が集まって大きな成果を生み出すスタイル。個々の力を結集することで、一人の天才にも負けない力を発揮できる会社ではないかと思います。

A.Hさんの言う通り、穏やかな雰囲気の会社ですし、入社して5年が経ちますが、精神的につらいと思ったことはほとんどありません。時々、友人から「仕事がきつい」と聞くことがありますが、正直、自分にはピンとこないですね。それだけ恵まれた環境で働けているんだなと思います。
チーム内でフォローし合い チャレンジの後押しをしてくれる文化。

Q.部署の自慢できるところは?

事業開発部は、実際に現場に行く機会が多く海外出張もあります。例えば、Fleet Transferという製品の取り付け工事では、日本国内だけでなくフランスや中国にも行きました。10回以上行ったかな。出張先で美味しいものを食べたり、普段行けない場所に行けたりするのは楽しいですね。

仕事とプライベートの境目がいい意味で曖昧になるというか、旅行好きにはたまらない仕事だよね。また事業開発部は、ここ数年非常に成果を出しており、メンバーもやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。会社全体で社員が130人ほどいる中で、事業開発部は約25人と少数精鋭ですが、それがむしろ強み。個々の裁量が大きくチャレンジできる環境があります。


どこの部署もそうかもしれませんが、営業部の仕事の進め方として、みんながフォローし合う文化があるのがいいですね。営業部の他のメンバーが何をやっているのかも自然と共有されるので、刺激を受けるし、学びも多い。そういう環境があるからこそ個人としても成長できるのかなと思います。
なんでも相談できる 兄貴のような存在。

Q.グループ長・メンバーの第一印象と現在について教えてください。

Y.Tさんとは、オンライン面接で初めて会いました。落ち着いた話し方がとても好印象でしたね。彼は異業種からの中途入社なので、入社当初は業界の違いに戸惑っている様子もありましたが、準備をしっかりして不安な点は確認する姿勢がありました。お客さまとのやりとりでも、その真面目さが評価されています。最近では新しいプロジェクトにも挑戦していて成長が感じられます。


たくさん盛っていただきありがとうございます(笑)。最初に感じたI.Aさんの知的な印象は今も変わらず、いつもすごく頼りにしています。ただ、部内のミーティングで部長にちょっといじられたりする姿を見て「意外とおちゃめな一面もあるんだな」と思いました。そういうところが、社内の雰囲気を良くするのに一役買っているなと感じます。

そんな一面があったなんて(笑)! 完璧なイメージだったから、新しい発見ですね。

実力もあるしその上で親しみやすい理想の上司です!

いやあ、恥ずかしいですね…(笑)。恐れ入ります。

私は入社当時、企画管理部の配属で、異動前は経営会議・経営戦略会議の事務局として、準備や議事録作成を担当していたのですが、会議に参加するたびに「実際に事業を動かしてみたい!」と思うようになりました。それで、4年前に当時の上司に相談して、事業開発部に異動させてもらいました。H.Yさんは最初から話しやすく、良き兄貴的存在ですね。ChatGPTよりも気軽に相談できる存在です(笑)。

T.Nさんの第一印象は「優秀な好青年」という感じでした。法学部出身でちょっと固い性格なのかなと思っていたけど、実際に話してみるとすごく話しやすい。今では、一番気軽に何でも話せる存在ですね。
在宅勤務やフレックスタイム 「良い仕事をする」ための充実した ワークスタイル。

Q.ワークライフバランスと働く環境について教えてください。

私には今年小学校に上がる娘がいて、1時間の時短勤務を利用しています。急に休まなければいけないこともありますが、チーム内でフォローし合える体制があるので、安心して働けています。長く会社で働くためには柔軟な働き方が必要ですよね。在宅勤務を活用できるのも助かっています。

うちの部署も在宅勤務を活用している人が多いです。フレックスタイム制度もあるし、働き方の自由度は高いですね。

もちろん直接話をした方がいい時は出社していますし、毎日16時半にロンドン駐在員も含めチームミーティングを行い、業務の進捗や懸念事項を共有する時間を設けています。そのため、在宅勤務でも基本的に問題はありません。ちなみに現在、ロンドン駐在員は営業部員のみですが、海外で働ける可能性もあります。ロンドンは海事産業の中心地で、海事関連の規則や動向が決まる会合も行われる場所なので、情報収集の拠点として重要な役割を担っています。
極めれば、この道の 「第一人者」になれる。

Q.当社の魅力について教えてください。

海事産業は「世界の物流を支えるインフラ」であり、その産業の課題解決をサポートする社会的意義のある仕事ができます。現在はファブレス企業として、造船所や船会社をはじめとしたさまざまなお客さまと船の設計をしており、扱うプロジェクトの幅も広がり、やりがいも大きいです。


グローバルな視点で働けるのは本当に魅力的です。世界情勢により仕事の内容が大きく変わるのも、この仕事の面白さの一つ。例えば、環境問題が注目されるようになったことで、新燃料や燃費向上技術の開発が進んでいます。当社では、それらを船にどう組み込むかを考え、実際に形にしていくことができます。ただ影響を受けるだけではなく「世界の課題を解決する側」に立てるのが、この仕事のやりがいです。

この業界は「デジタル」と「グリーン」をテーマに、大きく進化、変化しています。このタイミングで海事産業にチャレンジできることは幸せなことだと言えるかもしれません。また、先日、友人の結婚式に出席した際に「船の設計をしているなんてカッコいいな!」と言ってもらえて。そのときに「あぁ、自分は誇れる仕事をしているんだな」と改めて実感しました。普段は当たり前のように仕事をしていますが、ふとした瞬間に、自分の仕事の社会的意義や影響力の大きさを再認識することがあります。

一番の魅力は、挑戦を応援してくれることです。一般的には、新しいことをやるには、上司の説得や長い承認プロセスが必要だったりします。でも、うちは「面白そうじゃん、やってみなよ」というスタイルです。

そうだね、常石造船のビジョンは「期待の先へ、変革を恐れず舵を切る」なので、やる気のある人には最高の環境だと思います。加えて、会社が積極的に投資をしてくれる。世の中、研究開発費削減なんて話をよく耳にしますが、うちは逆。「未来のために投資する」という考え方が根本にある。技術者にとっては、すごく恵まれた環境だと思います。

特殊な船や海洋構造物の建造といったチャレンジングなプロジェクトにも取り組んできた歴史があり、様々な技術を面白いと思える技術者が多い。そういう意味で、知的好奇心が旺盛な人にとっては、非常に面白い環境だと思います。また、個々の専門性を伸ばすことをすごく大事にしていて「この分野は自分に任せろ!」と言えるスキルを身につけるようにメンバーには伝えています。実際に、頑張れば「第一人者」にもなれる面白い仕事です。