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2005年2月16日(水)、常石造船 常石工場にて、82,300MT型バラ積み貨物船「BULK FOUR」の引渡し式が行われました。 本船は、2002年春に開発されたカムサマックスの第一番船。カムサマックスは、パナマックスバルカーの大型化の要望を受け、新規に開発した船型です。アフリカ西岸ギニアのカムサ港に入港可能な最大長を適合させたことからカムサマックスと命名されました。 本船は2004年9月に起工、11月に進水を終えた後艤装工事が施され、このたび竣工しました。特に、2004年4月に策定した新設計基準の操舵室を採用するなど、最新の装備を備えています。 引渡式では、竣工を記念してのテープカットが行われ、関係者は握手を交わし喜びをわかちあいました。
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当社は、より安全な航海を司る操舵室の新設計基準として独自の標準操舵室配置を策定、2004年に進水が予定されているカムサマックス・バルカーの第一船を皮切りに今後の建造船への採用を決定しました。外洋航路等における長期にわたる航海の安全を支えるため、かねてより常石造船では航行監視・操船装置の操作性、作業環境や居住性に優れた操舵室の設計について検討を進めてきました。検討プロセスにおいては建築専門家によるコンサルティングも導入、人間工学的な配慮も加えて新しい設計基準を策定しました。 今回策定した新設計基準の主な特徴は、以下のとおりです。 (1)ワイド・ガラス採用による視野の拡大 船橋前面窓の突出部と船橋前面及び両舷窓に横幅の広いワイド・ガラスを採用することにより、視野の死角を減少させています。これにより、安全航海に必要な視野を確保しました。 (2)レーダーとコンソールの一体化による操作性の改善 操舵装置を船橋コンソールへ組み込み、レーダーとコンソールを一体化することで、操舵船作業における操作性の向上を実現します。 (3)配色の考慮による作業環境の改善 建築専門家によるコンサルティングにもとづき、室内の配色を考慮しています。床材、カーテン等についてはブルーを基調に色彩を統一、操舵室内の天井、壁等の配色については明度を落とし、落ち着き感を演出することで疲労の軽減をはかります。また、船橋コンソール、無線機コンソール、レーダー、航海計器パネル等の重要機器については機械特有の無機的な色彩を払拭し、ブルーカラーを採用することにより統一感、視認性を向上させ、適度な緊張感を演出することで作業環境の改善と安全性の向上をはかります。 (4)ラバーマットの採用により作業疲労を軽減 操舵室の作業環境の改善に向けて床材にはラバーマットを採用し、滑り止めとクッション効果により作業疲労の軽減をはかります。(なお、操舵室のイメージについてはパース図をご参照ください。) |
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環境を考慮し造船業界に先駆けたとり組み 常石造船株式会社(本社:広島県沼隈郡沼隈町常石1083、代表取締役:神原勝成)は、環境を考慮した造船業界に先駆けるとり組みとして、次期ハンディマックス・バルカーTESS58において電動甲板機械の標準搭載を決定しました。 従来、揚錨機やデッキクレーン、ウィンチ等、船舶に搭載される甲板機械は油圧式が一般的であり、メンテナンスやランニングコストの負担と機器からの油漏れによる海洋汚染のおそれがあるのが実情でした。常石造船では、次世代船の開発においては運行における経済性とともに環境問題への対策を重視、次世代ハンディマックスとなるTESS58の開発にあたり電動甲板機械の採用を決定しました。 TESS58は電動甲板機械の採用により、油漏れによる海洋汚染のおそれを大幅に減少させるとともに、メンテンナンス部品を少なくすることによりランニングコストの軽減が可能となります。この他にも、環境への配慮として船尾付加物による推進効率のアップ、燃料油タンクの2重底中央部への配置と船側部燃料油タンクの二重船殻化により環境に対する安全性の向上を図っています。 電動甲板機械の搭載を予定するTESS58は、TESS52の喫水を深め、全長や全幅を拡張することなしに5万8200トンへ載貨重量を増加させ、いっそう経済効率を高めることをめざして新開発されました。特に、TESS58はカーゴ容積の増大、ハッチ開口部の大型化など数々の特長を備えるバラ積み船の最新鋭船種です。 常石造船では、現在、パナマックスBCシリーズ、カムサマックスBCシリーズにおける電動甲板機械の全面的な採用を計画しています。これにより、すでにバラ積み船の標準船種となっているTESSシリーズの評価は、今後いっそう高まるものと期待しています。 |
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6月3〜6日、ノルウエーのオスロ郊外で開催された国際海洋博覧会2003Norshipにて上映されたKamsarmax.BCとTESS58のプロモーション・ビデオを配信します。 プロモーション・ビデオはTOPページからご覧いただけます。 |
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常石造船の主力ブランド ‘TESS’のすべてを大公開 |
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操舵室から船室まで、‘TESS’の内部の散策が、3Dで自由にお楽しみいただけます。 |
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常石造船を中心とする常石グループの歴史は、1903年、創業者である 神原勝太郎が海運業に乗り出したことから始まり、今年で100年を迎え ました。 1917年より造船業を開始、現在、海外の協力会社もあわせ約4,130名の 従業員が働く国内中堅造船所に成長しました。 国内外の物流を支える一員として、100年間歩んできたことを誇りに思 うと同時に次の100年が魅力ある未来となるよう新たな気持ちでスタート することをここに宣言します。 これからの常石造船、常石グループにご期待ください。 |