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TESSの歴史は1981年、それまで多くの船を常石造船に発注してきたノルウェーのウグランドが4万トン型バルカーの建造を構想したことに端を発しています。当時、ハンディバルカーの最大船型は36,000トンでした。TESS40の開発を進める際、常石造船は国内船主の需要を調査しました。
予想していた通り、国内の大半の反応は「大きすぎる」でしたが、最終的に当時の社長が決断、ゴーサインを出したのです。
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第1号船GLENEAGLESはウグランドが技術指導と船主を引き受け、84年に竣工されました。TESS40はそのコストパフォーマンスの良さで次第に注目を集め、その就航実績を見た国内外の船主から発注が続くようになりました。
ハンディバルカー船の市場が不振だった85〜88年でもTESSの発注は途絶えませんでした。市場が改善し始めた89年以降には一挙に発注が増えていきました。
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1990年ごろにはオペレーターの間でも「使い勝手が良い」と評価が固まり、TESSは市場に定着したように見えました。しかし、常石造船はさらなる改良を続けていきました。
1994年、TESS45誕生。40の思想を引き継ぎ、寸法もほとんど同じままに積載重量を3000トンに変更。積載重量は増加したのに燃費もスピードも同じというTESS45は、まさしく新しいビッグヒットとなりました。これが、その後のハンディバルカー船拡大ブームの端緒を開き、常石造船は続けてTESS52を世間に送り出します。
TESSの思想を受け継ぎながら、船体寸法を一挙に大きくしたのがTESS52です。
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挑戦はこれに止まりません。ちょうど円高の到来と同時期に開発がスタートしたTESS45・52は海外製の船舶用機械の採用にも積極的に取り組み、国際的な競争力をさらに高めました。その結果、1999年10月、TESSシリーズは記念すべき通産100隻竣工を達成。比類なきワールド・スタンダード・シップの地位を築き上げたのです。
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近年では、セブ造船所でのTESS建造も軌道に乗り始めています。また、高い仕様の船を望む顧客にニーズに応えてUERO TESSシリーズも展開しています。これからもハンディバルカーに対する船主や市場動向に対応しながら、TESSは200隻、300隻をめざしていきます。
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