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常石造船 HSE鑑定証書取得 ― 日本初 企業単位で鑑定証書を授与されました ―

2018年2月19日

 常石造船株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:河野健二)は、2017年12月28日付で一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より国際的に通用する労働安全衛生マネジメントシステム(HSEマネジメントシステム)における鑑定を受け、2018年1月25日に常石造船本社にてHSE鑑定証書授与式が行われました。

 HSEマネジメントシステム(Health, Safety & Environment Management System) は、企業の労働安全衛生基準をマネジメントシステムの上位に設定することにより、改善の継続性を担保するとともに、働く人の安全に関する企業の価値観を表現し、労働安全の目標とプロセスを明示し達成していく求心力のある経営を行うツールとなり得るものです。常石本社工場で働く全ての人々の安全と健康を確保し、良好な環境を保全することで、お客様に満足いただける高い品質の船舶を提供することを目的とします。

 常石造船では今後多様な船種の受注にあたり、2017年2月からHSE活動を実施しており、この度の鑑定は一般財団法人日本海事協会として初の実績であり、企業単位で鑑定を受けたのは海事業界では常石造船が日本初となります。

● 一般財団法人日本海事協会(ClassNK) 冨士原康一会長のコメント
今後の激しい世界的な競争の中での日本の造船、舶用機器メーカーの勝ち残りと発展を考えると、会社全体としてのHSEへの真摯な取り組みが不可欠な要素となってきています。その中で常石造船殿が弊会のHSE鑑定取得第一号のテープを切った事は大変有意義であります。トップ経営層にHSEを構築する強い決意とリーダーシップがある事は特記に値し、今後の継続的改善に大いに期待しています。

● 常石造船株式会社 芦田琢磨工場長のコメント
昨年度よりClassNK様のご支援をいただきながら、HSE活動の理解、改善検討および対策を講じ、年末には当社工場として初めて鑑定を実施することが出来ました。労働安全衛生活動を数値化することで、現状の立ち位置を把握し、やるべきことが非常に明確になったと感じております。今後は、本活動が全ての社員や地域住民の皆さまの安全や健康、環境負荷低減につながるよう、本年また次年度とHSE目標を設定し、より一層の改善を継続的に進めていく所存であります。

■ 常石造船株式会社について
2017年に100周年を迎えた常石造船(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社です。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国、パラグアイの海外3工場を製造拠点に、コンテナ船、タンカー、客船、3万トン~18万トン級のばら積み貨物船などを建造しています。
URL:http://www.tsuneishi.co.jp/
代表取締役社長:河野 健二
事業内容:船舶の建造、修繕
創業:1917年(大正6年)7月
資本金:1億円
従業員:880人 (2017年12月時点)
事業拠点:常石工場(広島県福山市)
造船事業関連会社:
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ島)
http://www.thici.com/
常石集団(舟山)造船有限公司(中国・浙江省)
http://www.tsuneishi-zs.com/
ASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.A.(パラグアイ・セントラル州ビリェタ市)
http://www.glocal-japan.com/southamerica/
株式会社三保造船所(静岡県静岡市)
http://www.mihozosen.co.jp/
常石鉄工株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-iw.jp/
常石商事株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-trading.co.jp/
常石エンジニアリング株式会社(広島県福山市)
http://www.tsune-e.com/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシホールディングス株式会社
マーケティングコミュニケーション部
pr@tsuneishi.com
TEL:084-987-4915

  • 一般財団法人日本海事協会 冨士原康一会長(左)と当社 小葉竹泰則副社長

    一般財団法人日本海事協会 冨士原康一会長(左)と当社 小葉竹泰則副社長