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「常石技能オリンピック(常石工場)」開催品質向上をめざし8種目で造船技能を競う

2012年10月15日

常石造船株式会社(本社: 広島県福山市沼隈町常石1083、代表取締役社長: 川本隆夫)は、10月13日(土)常石工場(同所、川北雅弘工場長)で溶接、塗装、運搬など船づくりに欠かせない技能・技術を競う「常石技能オリンピック」を開催しました。

12回目の開催となる今年は、溶接競技、ガス切断競技、玉掛運搬(クレーン運搬補助)競技など8種目の競技で技能職社員や協力会社社員、フィリピン・中国からの実習生を含む111名が技能を競い、1〜3位の競技者には金、銀、銅賞を授与しました。川北雅弘工場長より「ものづくりの基本は現場で働く一人ひとりの技能にあります。本大会は技能の重要性に目を向けるいい機会となっており、今後も各競技者は技能向上に向けがんばってください」との総括で締めくくりました。本大会は、高い建造品質を実現するための技能の高度化をめざして、2001年に第1回目を開催しました。溶接競技1種目からスタートし、2年目に鉄工競技を対象に加え、3年目には従業員の要望から塗装、艤装、運搬部門も競技種目とし、工場全体の取り組みへと発展しています。

常石工場でスタートした技能オリンピックは、2006年には多度津工場(香川県多度津町)、昨年より常石集団(舟山)造船有限公司(中国浙江省舟山市)、今年はTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ島)でも開催し、国内外4工場で造船技能のレベルアップを図ります。代表取締役川本隆夫は、「日本のみならず、フィリピン、中国でも高い造船技能を持つ社員を育てることで、建造品質の平準化を進め、現地造船業の活性化に貢献したい」と話します。

― 記 ―

競技種目 ガス切断競技、溶接競技、
玉掛運搬(クレーン運搬補助)競技、
フォークリフト運転競技など 計8種目
一般参加競技 重量/高さ/長さ目測


開会式の様子
開会式の様子

溶接競技
溶接競技

玉掛運搬(クレーン運搬補助)競技
玉掛運搬(クレーン運搬補助)競技

― 本件に関するお問合せ先 ―
ツネイシホールディングス株式会社
広報・CSR室 TEL: 084-987-4915
担当: 清水・大西