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常石工場で、塗装工場が稼働 新塗装基準対応に向けて、バラストタンクの塗装を開始

2009年11月10日

ツネイシホールディングス株式会社常石造船カンパニー(本社:広島県福山市沼隈町常石1083、社長執行役員: 川本隆夫)は、常石工場に塗装工場を新たに設け、11月1日に稼働を開始しました。新塗装基準に対応し、バラストタンク部分の塗装を能率良く行うことができるようになります。

工場の大きさは、長さ111m、幅90mで、エアーブラスト方式による表面処理と塗装を2回行うことができるラインが2本あり、カムサマックス(82型ばら積み貨物船)相当で年間14隻分のバラストタンク部分の塗装が可能になります。雨天や低温など、天候に左右されないため工程に左右される事がなくなるほか、作業場所を固定化できることなどから工程の平準化が可能で、2011年には約28%の能率アップを目指します。

〈MEMO〉新塗装基準について

国際海事機関(IMO)が策定した基準で、2008年7月1日以降に契約する船舶に適用されます。
また2012年7月以降の竣工船は全船対象となります。

バラストタンク部分について、表面処理をした上で2回の塗装を行うこと、
乾燥膜厚、鋼材のエッジ処理などの規定が盛り込まれています。

 

― 本件に関する問合せ先 ―
ツネイシホールディングス株式会社 経営管理本部グループ企画部
広報担当: 今井
TEL:084-987-4915