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人事機構改革について

2006年1月19日


3本部2工場体制でグローバルビジネスに迅速に対応


常石造船株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083、代表取締役社長:神原勝成)は、競争が激化する造船ビジネスのグローバル市場への迅速な対応をめざし、新造船と修繕船部門の組織統合および品質保証本部を新設する3本部2工場の新体制を柱に、2006年2月1日付で人事機構改革を実施します。

常石工場内の新造船、修繕船両工場の統合は、常石工場内での組織の一体化により、人材の配置や工場施設の運用が柔軟にでき、増加している新造船の建造需要に迅速に対応できるほか、修繕船や中国・秀山工場で製造する船体ブロックの常石工場での接合工事を円滑に進めることができます。

さらに、現在取り組んでいる自主品質管理体制を強化するため、常石、多度津工場の一部門であった品質管理部から品質保証本部に独立させ、日本の2工場だけでなく、フィリピン、中国に展開している製造拠点への品質保証体制を強化。常石造船独自の強みといえる国内、海外工場の品質競争力を向上させ、顧客価値を高めていきます。

常石造船では、新体制のもとに従業員全員が共通の事業目標を達成する「全員参加型の経営」を推し進め、2010年に世界トップ3の造船グループをめざします。

■今回の人事ならびに機構改革の骨子は以下のとおりです。

(1) 常石工場の新造船部門と修繕船部門の組織統合
新造船隻数の増加と、中国・秀山工場製造の船体ブロックの接合工事を円滑に進めるため、新造船、修繕船の組織を一体化し、人材、組織を有効活用します。

(2) 品質保証本部の新設
品質保証本部を新設し、日本およびフィリピン、中国の4工場の船舶製造に関わる全工程の品質保証体制を強化・確立していきます。

(3) 造船営業部を機能強化
造船営業グループ、マーケティンググループ、常石業務グループの3つのグループに分け、引き合いと受注・契約業務、マーケティング機能は東京に集中させ、造船営業グループ、マーケティンググループが担当します。常石業務グループは、契約後、引渡しまでの番船業務を担当します。

(4) 企画業務の強化
経営企画室を経営企画部とし、企画機能の強化を図ります。IT推進グループ、経営企画グループ、ISO推進グループの3グループから構成され、経営に関わる企画立案業務の集中化を図ります。(IT推進グループの設置により情報システム部は廃止されます)

―本件に関するお問い合わせ先―
常石造船株式会社 経営企画室
広報担当: 大西、 真鍋
TEL:084-987-4915

機構図


人事機構改革
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